ベルローズのハウスからのお便り~「若者サポートステーション」ハウス見学より

今日は、「若者サポートステーション」を利用されている
4人の若い皆さんが職場見学としてベルローズに来てくださいました。
まずは、薔薇が育つハウスの中をご案内。
ベルローズの薔薇は、土を使わない水耕栽培で育てています。
中でも、わたしたちが大切にしているのは「水」。
できるだけ「自然」の形にこだわりたくて
電気を使わず、山の浄水機能と同じ構造で
セラミックを通すだけの浄水器で、水の分子構造を六角形に整え
命を育む雪解け水と同じ、安定した水にしてから与えています。
自然界に近い状態の、いきいきとした水が
薔薇本来のエネルギーを引き出してくれています。
そんな育て方の背景や、日々の手入れの様子にも耳を傾けてもらいながら、
薔薇たちの育つ場所をみてもらった後には
摘みたての自家製ハーブで淹れたハーブティーを囲んで
ゆっくりと語らう時間も持つことができました。
お話ししたのは、わたし自身が農業に取り組むまでの経緯や、
「自由」を選んだことで出会えた経験
そしてそのなかで育ってきた
自分の芯のようなもの。
また、薔薇たちを育てていく中で感じてきた
大いなる自然の法則のようなもの…
「自分を大切にする」ことを軸に生きるだけで
充分、完璧なのだということ。
目立たない場所でも、誰にも見られなくても
完璧すぎる自然の調和の中で
ただ静かに咲く薔薇たちの姿に
私は何度もこのハウスで励まされてきました。
今日の出会いが、彼らのなかで小さな光となり、
いつか、それぞれの「わたしの時間」を育てる
種になってくれたら嬉しいです。
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