アンのお茶会と祈りと
昨日の麦畑は壮観だった。
大風が
麦の穂を撫で走るその様は
緑の大海のようにも見えた。
アンのお茶会のために
西条市内へ車を走らせながら
大地にしっかりと根ざした
麦たちの集団が創りだす
その大いなる表現力を見せられ
何かが吹っ切れた。
地震をきっかけに
阪神での被災を思い出したり
今この瞬間にも、余震に怯えている
たくさんの人たちの生き心地を想像し
立ち尽くしていた私の心に
いつも大切にしている
「生活の中に祈りを」
という言葉が何度も浮かんだ。
これまでの私のバラ作りはもちろん
アンのお茶会でも軸になってきた
愛する人への「祈り」が生活の中にこそあると気付くこと。
それを改めてベースにしていきたいと思った。
今日のお茶会は
被災地へ、そして家族への「祈り」がテーマとなり
初めて会った人たちが
自分の生き方や、本当の豊かさについて語らい
共有するという
静かで、美しいものになった。
それは、私が朝見た
ただ一生懸命日の光に伸び
仲間と大きなうねりを創りだしている
輝く麦の穂のようだった。
参加してくださった皆さんのお蔭で
私の心は元気を取り戻し
イノチを繋いでいくために
本当に大切だと感じることを
発信しつづけたいと思った。
★
熊本地震で被災された方々
心からお見舞い申し上げます。
九州の皆様へ、そしてそれぞれのご家族への
祈りそのものだったアンのお茶会
今回も素晴らしい会でした。
参加者の皆様の美しい魂が
私の意図を最初に汲み取ってくださり
そのまま皆様のお心で導いてくださり、本当に幸せでした!
ありがとうございました!
5月28日、29日の久万高原でのお茶会準備も
着々と進んでおります。
全国から集まられた皆さんと
生活の中での本当の豊かさを分かち合いたいと思っています。
まだ、空き席がございますので
どうぞよろしくお願い致します!
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