店長プロフィール
プロフィール
- 岡野 智 Satoru Okano
- 1965.1.17生 趣味/スポーツ観戦・映画鑑賞・読書
- 岡野 ゆき Yuki Okano
- 1966.1.19生 趣味/写真・アート鑑賞・読書(写真のサイトにも遊びにいらしてください)
「心と体の健康を考え学ぶ「にんじんの会」(今治市:宇野詔子代表)運営委員 環境教育活動グループ「森のこころ音」(松山市:井上泉代表)運営委員」
経歴
1988 | 智、 株式会社ジャヴァ入社 |
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1988 | ゆき、株式会社ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)入社 |
1991 | 結婚 |
1994 | ゆき、退社 |
1995.1 | 阪神大震災 伊丹市にて被災 |
1995.8 | 智、退社 → 愛媛県たんばら園にてバラの研修生として働く |
1997.11 | 資金を借り入れ、ハウスを建設し独立 |
2002.11 | 波動水の導入、減農薬にとりくみはじめる |
2003 | 波動バラ完成 |
2005.1 | 「波動」での商標登録 |
2005.4 | 波動バラのサイト「ベルローズ」立ち上げる |
2010.11 | 波動バラのサイト移転 |
- Grow up.1
私達は高校を出て、何をしたいかわからなかったので大学に入りました。大学を卒業する時になっても自分が何をしたいのかわからないまま就職しました。都会での消費型の生活は、楽しくてしょうがありませんでしたが、何かを産み出すエネルギーというものが失われていくのも感じていました。兵庫県伊丹市の自宅マンションのベランダで観葉植物を育てるのを趣味としていた主人がこのまま会社を続けていけるのだろうか、将来何をするべきか自問自答を繰り返している頃、ひとつぶの朝顔の種がベランダの鉢に芽を出しました。毎日数十cmも伸びていくその生命力に感動した主人は好きな植物を育てる事を職業にしたいと確信しました。
消費者でなく、生産者…何かをつくることがしたいと。農業をやってみたいと。
- Grow up.2
休日には二人で農業に関する色々な事を調べて回りました。
土地を持たないサラリーマンが簡単に農業を始める事はできません。そんな中、大阪で「就農促進セミナー」が開かれる事を知り、参加しました。
各都道府県のブースが並ぶ中、飛び込んだのは私の故里愛媛県のブースでした。愛媛県はバラの産地でもあり、花卉農家だったら「バラ」がいいのではないかと進められました。花の女王だと思っているバラを生産できるなんて、どんなにうれしいことなのだろう!と思っていましたが、この時はまだ蓄えもなく農業ができるなんて…と思っていました。- Grow up.3
そんな時、阪神・淡路大震災に遭いました。すぐそばで失われた数多くの命、そして倒壊した家々・・・確かなものと思われていたものがこの世の中から一瞬にしてなくなっていくのを見て、本当に確かなものってなんだろう…と悩みました。悩みながらも、 確かなもの….それは自然から宇宙から与えられているものではないかと、漠然と感じ始めていました。
そして、それを確かめたいとも思いました。
神様が残してくださった命をどのように生かしていけばいいのかという答えが見つかったような気がしました。農業をすることへの意義がさらに確固たるものとなりました。- Grow up.4
震災の後始末が終わり、会社も落ち着いた8月、主人は退社し、家族で愛媛県へ引っ越しました。県の営農インターン制度を利用し、2年間バラ園での研修を終え、大きな借金をし独立しました。その頃「波動タオル」を作っていらっしゃる宇野さん御夫妻と出会いました。
それまではただ必死さから「できたものを出荷する」という感覚だったのが、
生産者としての原点「つくったものをお届けする」という考えに変わり、「波動バラ」をつくってみたいと思いました。- Grow up.5
最初はバラの主たる栄養分となる水(私達のバラは水耕栽培です)への研究から始まりました。
粒子を細かくするセラミックを使ってみたり、なかなか思うように進まない波動水の研究は、試行錯誤が続きました。でも、試行錯誤の過程で、私達は「波動」という考え方が少しづつ理解できてきました。気持ちが伝わる「波動」の入ったバラを作るためには、私達も変わらなければと思いました。- Grow up.6
私達にとって、バラはかわいいには違いなかったのですが、「命」が宿ったものとして見えていませんでした。
バラを「商品」ではなく「命」ととらえることで、私達のバラ作りは変わってきました。
自然に、「かわいいね」とか「ありがとう」と声をかけるようになりました。
バラと向き合い、生かされている事に感謝しながら仕事ができるようになりました。
そして、単に美しくいいバラをお届けするだけではなく、私達のバラを手にとってくださる方が、ひとときでも幸せになる事で、その輪が広がり、皆が安心して生活し、希望を持ち続ける事のできる社会になる方向づけの一部になれば…と大きな目標もできました。こんな私達のつくるバラが、皆様のお気持ちをつなぐお手伝いができるのであれば、とても幸せです。どうぞよろしくお願い致します。- Grow up.7
「小さい頃から肺炎や扁桃炎を繰り返し、病気がちだった子供達の薬漬けの毎日にたまらなくなり、波動タオルの宇野さん主宰「にんじんの会」に入会しました。「にんじんの会」はみんなの心と身体の健康を願う方たちの自主的な会で、健康料理や自然療法について勉強したり、年に一度は健康に関する講演会を主催しています。 生姜やこんにゃくで湿布したり、びわの葉の温灸をしていくうちに、どんどん元気になった子供たち、そして自然の大いなる力に精神的にも力づけられ癒された私は、今、にんじんの会の運営委員となり、色々なお手伝いをさせていただいてます。また、子供たちの未来が豊かで明るいものでありますようにという願いを込めて、レイチェルカーソンが最後に残した著書「センス・オブ・ワンダー」の心を伝える「森のこころ音」の運営委員としても活動しております。朗読や音楽と共に、五感を使って自然と親しめるイベントを愛媛県を中心に随時開催しております。 (上記2つの会はいかなる政治団体、宗教、ビジネス等と一切関係しておりません。)
これらの活動で自然の力に感動したり、家族と向き合い「生活する」ことでの学びは、バラづくりにもたくさん生かされています。この世界でおこっていることは全て繋がっていて、丁寧にひとつひとつ心を込める事だけでなく、それがどこへ届いていくのか。心の働きが循環することを信じて、「愛と調和」をテーマに、バラたちを向き合っていきたいと思っています。」