秋ですね♪
溢れる日ざしが海へ山へ誘い、夏が始まる前までわくわくして夢で胸を膨らませていた20代までの気持ちはどこへいったのでしょう。暑さが通り過ぎるのを待ち、涼しい秋を喜んで迎えている今の私は、本当に体力的に衰えたと思っています。特にお盆あたりからは、夏ばて状態で、ハウスに入るのがおっくうで辛くて、もっと暑くて耐えているバラ達に申し訳ないくらいでした。いつも「ありがとう」と声かけしている力もなく、やっと朝夕涼しくなり、エネルギーが戻ってきたかな~と夏の間さぼっていた朝の呼吸法を再開しました。でも、これでも丈夫になったほうなのです。去年の秋から玄米食に変え、本当に体質が変わりました。この夏は油断して玄米も炊かなかったので、よけいに夏ばてしたのだと思います。反省反省….。
日曜日は法隆寺の国宝展が愛媛県立美術館に来ていたので子供達と観にいってきました。飛鳥時代の仏像達と対面し、手のひらから熱い気も感じ、ほんとうにやさしいお顔に感激して帰ってきました。仏像を観る回数を増す毎に、その時代を超えた美しさに感じ入ります。鎌倉時代のしっかりしたお顔の仏さまよりは、平安時代のやさしいお顔の方が好きです。
さて、前回書いた切りバラへの言葉がけの実験ですが、やはり「ありがとう」と「いつまでもきれいで長生きしてね」の二つは「役たたず」よりも長く持ちました。予想通りではありますが、水を吸う量が違う事実を実際に目にすると、毎日仕事でバラ達に声がけする事が前より楽しくなってきました。根っこが喜んで水を吸い上げるイメージが見えてきそうな感じがします。ますます元気になる声をかけてあげて、夏ばてから復帰した私もバラも秋は元気に過ごしたいと思っています。
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