今年で三回目の参加になります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
えひめ千年の森をつくる会の鶴見武道先生と
石鎚森の学校のリチャードを先頭に
成就社付近の遊歩道に沿った
下草刈りをしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「自然観察会」というと
沢山の人が集まるのに
「森林保全活動」となると
グッと人数が減ってしまうそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
草刈り作業をしながら
鶴見先生にまだ芽が生えたばかりの
切ってはいけない樹を教えていただき
目立つ色テープで印をつけたりする
作業をしていると
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
山の自然を楽しめる陰には
このように森を守っていく
地道な活動があることがわかり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
視野も広がり
森への愛情が更に深まるのを感じます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
晴天の中
気持ちよく作業しながら
鶴見先生に
森林保全の現状を
色々教えていただきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
国民が気づいていないうちに
国の７０％もある森のうち
かなりの割合が皆伐の方向に
導かれようとしていること。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
木にライトを巻き付けている
都市部などでのイルミネーションで明白なように
植物の気持ちに立てる人が
少なくなってきていることなど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
先生は
最初は色々なことに
すぐに反応して
怒りを表現したり
追及されていたそうですが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最近はそれらが枝葉であり
自分が何をすればよいか
根っこの部分がわかっているので
怒りは感じるが
淡々と目の前のことを
こなしていくだけだと
おっしゃっていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
「もう引退したいんだけど
まだまだそうもいかないんだよね」
とおっしゃる笑顔に
　　　　　　　　　　　　　　　　
私たちや子供たちの世代に
まだまだ森の守り人を育てる必要があり
腰をさすりながらも
前を向いておられる
先生の強いお志と愛を感じ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
私たちもできることを
伝えていきたいと
熱い思いに包まれました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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鶴見先生は千年の森をつくる活動をされています。
http://www.1000-mori.jp/index.html
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今回、千年の森をつくる会とのコラボレーションをされた
リチャードが所属しているNPO法人石鎚森の学校
http://ishizuchi.net/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鶴見先生おすすめ、森を守るために応援したい団体
国民森林会議
http://www.peoples-forest.jp/