2年に一度の発表会。
ジゼルと並んで最古のクラシックバレエと言われる
「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」が
締めくくりでした。
　　　　　　　　　　　　　　
若い二人の恋人たちにまつわる
ユーモアのある農村でのストーリー。
最後のクライマックスは
村全体の喜びに包まれた
ダンサーたち全員の見せ場になっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
衣食住すべてにお心を配り
ご家族や日常の暮らしも大切になさりながら
人間教育を含めたバレエ教室を
運営なさってきた紘子先生は
人生の師としても
尊敬させていただいておりますが
　　　　　　　　　　　　　　　
今回の舞台で
先生のデザインされた
お衣装の数々で
フランスの農村の明るさを
バランスよく表現され
　　　　　　　　　　　　
もちろんダンサーの方たちの
踊りの素晴らしさと相まり
舞台芸術として
心ゆくまで楽しませてもらいました。
　　　　　　　　　　　　　
農村での喜びに沸く大団円の場面では
古典ということもあり
昔から人は
自然の中で何を感じ
何に喜びを受け取っているのか
そんなことも考えさせられ
素晴らしい構成でした。
　　　　　　　　　
最後にスタッフとして舞台に出てこられた
自由美先生や紘子先生のお姿を拝見したときには
これまでのご苦労をものともしない
凛とした強さと優しさを感じ
感激して涙が出ました。
　　　　　　　　　　　　　
また新たな2年へのスタートを切られた
立脇バレエ研究所の皆さんに
わたしも新春らしいスタートを
意識させられ
頑張らなくては！！という
エネルギーをたっぷりいただきました。