学ぶとは何が欠けているか知ること
昨日まで何気なく見ていた植物が
まったく違ってみえてくる。
ふと目にしたアザミが
「わたしもお役に立てますよ」
と今日は問いかけてくる。
植物の薬効成分について
わかりやすく解説してくださる講座に出席し
それぞれの植物達が
ちゃんと人との営みを
色んな距離感で存在していること。
人類の歴史も
私たちの生活も
植物がなくては存在しないこと。
そんな当たり前だけど
昔の人の知恵を
口伝えで得られる時代でないからこそ
しっかり知識がないと
身近な植物たちと
ちゃんとしたお付き合いができないことも
再確認する。
主催者のおひとり井上泉さんのお考え
「学ぶということは
何が欠けているか知ること。
そんな風に思います。
興味のあることだけ、
都合の良いことだけ、だけでなく
系統的に専門家から学ぶこと、
様々な側面からものを見る事
多様な価値観の中から選んで行く生き方
学べば学ぶほど、足りないものに気づいていく」
まだまだ足りないものだらけ。
深すぎて奥が見えませんが
植物の学びは
楽しくて仕方ありません。
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写真は鶴見さんの棚田のあざみです。
思いがけないご褒美で出会えた景色。
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