茶道は総合芸術でもあるので
色々な切り口での学びがあり
お点前が褒められたり
季節や禅語についてみんなで語ったり
そんなおもて面のことが
楽しくて仕方なかったのですが
お茶事のお手伝いを
沢山させていただいているうちに
お水屋仕事（お点前やお茶事のための裏方準備）が
どれだけ大切かが
少しだけですが
やっとわかってきたように思えます。
今回、白木さんのお茶事で
準備のために
庭で水を一生懸命打たれている
白木さんの気配を感じながら
畳や窓ガラスを拭いたりするだけで
全てが整っていく
その時間の流れの美しさに
ほれぼれし
幸福感に満たされました。
主と客が一期一会で交わるために
どれだけ準備をするかですが
誰が主客とか関係なく
関わったすべての人に
心の在り方を整えてくれるのだなあと
茶の道の深さに気づかされると同時に
器を並べたり
炭の準備をしていく最中にも
日本の美を見つけて
いちいち感動するという
素晴らしい機会を
いただいています。
ちなみに
我が家の料理や掃除では
こんな気持ちにはなれない凡人です。(´･_･`)