奈良に行く！と決まってから
最初に行きたい！と思い浮かんだお店は
奈良まちにある「中川政七商店本店」です。
https://www.nakagawa-masashichi.jp/…/shikasarukitsune.aspx
「中川政七商店」は
阪急西宮ガーデンが出来立ての時に
娘の大学入学準備で訪れ
数あるショップの中で
「なんのお店？？」と
心惹かれたのが一番最初の出会いでした。
シンプルな商品なのに
心に残る見せ方に
何が違うんだろう…と
出会うたびに考えていましたが
まだお若い十三代中川政七さんが
NHKのスイッチインタビューというトーク番組で
星野リゾートの星野さんとお話されていたのを見たり
大好きな山口周さんとの
経営に関する共著を拝読したりしているうちに
どんどん政七氏の熱量にのまれ
工芸というものに更に魅せられ
MADE IN JAPAに誇りを持つべきだと感じると同時に
私のベルローズのコンセプトに通じるものも感じ
商店まるごとのファンになったのでした。
（今年ベルローズが出した
「月薔薇循環図」のパッケージ案も
デザイナーの都築さんにお願いして
ちょっと雰囲気を真似てもらっています。笑）
奈良晒からはじまり
千利休の時代からは茶巾も作り
政七氏のお父様は茶道具店も
経営されていたお店ですので
本店はお抹茶もいただける
「茶論」というカフェも併設された素敵な空間です。
商品が並ぶ2Fには
選書100冊のコーナーもあったりして
ちょっと座ってゆっくりもしたかったのですが
ホテルで待つ父が心配で
ささっと回って帰りました。
（その日は…です。
2日目もまたお店を覗きに行きましたが
やはり細切れにて、小時間×2日分…。(-.-)）
こまごまと購入した中で
簡単に漬けられ
唐辛子の代わりに山椒の実を入れる
少量の「ぬか床」はお気に入りで
今も山芋やキュウリ漬けに大活躍中。
購入時のバタバタとは真逆の
ゆったり発酵時間を味わい直しています。