プリンスエドワード島旅行記をうかがう ~アンのお茶会倶楽部~
昨年ご夫婦で行かれた
プリンスエドワード島旅行での思い出を
吉武美由紀さんにお話しいただきました。
「行ったこと無い方ばかりなので
皆さん喜びます!」
と気楽にお願いしていたのですが
パワーポイントで
1時間の内容を
しっかり作ってきてくださった上に
「尊敬するアンについて話すのだから、
適当な話しでお茶を濁すようなことを
したくなかったのです。
アンの生き方って?
を突き詰めていくと、
結局モンゴメリの人生に行き着きます。」
ということで
アンとは
正反対の人生を歩んだモンゴメリが
なぜこのように
光と希望に溢れた
小説を書けたのか
というところまで
話しを広げてくださいました。
「まずは自分を許すことで
他の人を許せるように
なると思うのです」
美由紀さんが
小さなころから
自分を認めてもらおうと
山のような努力を重ねてきて
ある時エネルギー切れになり
「認めてもらう」以前に
まず「自分自身を認めて
好きになること」で
豊かな人生の捉えかたが
できるようになったというご体験は
モンゴメリの人生にも
わたしたちの人生にも
投影され
心の深いところまで届く
講義となりました。
プリンスエドワード島の
リスやハチドリとの出会い。
グリーンゲイブルズや
おばけの森、恋人の小道など
物語にまつわる場所。
五感で捉えてこられた
美由紀さんのお話は
本や写真集では
決して感じ取れないものに
溢れています。
この日はなんと
丁度美由紀さんのお誕生日でもあり
ブールノワゼットの真紀さんが
小説の中の
アンのお誕生日のエピソードをもとに
お茶会の構成をしてくださっていて
私たちはさながらダイアナ!
アンを祝福するように
美由紀さんのお誕生日を
サプライズで
お祝いさせていただきました。
顧問の泉さんが
お土産にご用意くださった
香りがブレンドされた
ハーブの花束が
この日に感じた
光と風を
今もテーブルの上で
思い起こさせて
くれています。
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