月待茶事
今年は除夜釜が開催できない代わりに
月曜日お稽古チームが
月待茶事を師匠宅で
企画開催してくれました。
14時半から始まって
いつもの作法も変えながら
コロナ対策万全の3席。
お客様は皆さん
師匠のお宅から少し離れた
お稲荷さんへお参りしてから
席入りです。
月は勿論
お稲荷さんにも因んだ
お道具や点心。
私は受付をしつつ
庭の露が途切れないよう
水をうち
ずらっと並んだ
一張羅の履き物を揃えながら
ピンと張りつめた
皆さんのお気持ちと
茶室の空気の遭遇を想像し
ワクワク。
裏方も楽しや。
最終席に客として
滑り込ませて貰ったときには
お稲荷さんへいく暇が無かったことが
悔やまれましたが
なんと
朝にお稲荷さんで
亭主が手折ったという
一輪の椿と床で出会い
一瞬で心をお稲荷さんへ
飛ばしてもらえました。
これぞ茶道の醍醐味。
皆さんもそれぞれ
何かのもてなしを通して
亭主と心を通わせられたのではないでしょうか。
本当に温かで心地よい
今年最後の茶事。
関わって下さった皆様
ありがとうございました!
満月と共に
心も満ち充ちて
激動の師走へと突入です。
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