えひめ千年の森自然観察会
4年ぶりに両親と参加することができました。
今年も山本貴仁さんのご案内。
野鳥の声や動物の気配をききながら
数日岩場などにじーっと張り付いて
観察するお仕事などがあるそうです。
最初はたいくつだと思ったりもしたけれど
今は、その状態で一日の時間がたつのが
とても早いとおっしゃっていました。
自然の一部になりきってしまうとのこと。
10歳の頃から
鳥の声を聞き分けたいと活動を始め
今は生物学会の難しい論文を
目標一日ひとつは読みこなし
一般の私たちに
いかにわかりやすく届けるかを
研究してくださっているそう。
わたしたちは
山が水を貯めて
下の集落へ
流してくれているという川のこと
目に見える部分しかわかっていなかったけど
「川に住む水性昆虫は
幼虫では魚の餌になり
成虫で羽根が生えたら
鳥の餌になり
縦で繋ぐ川とは違い
森を横で繋いでいるんですよ。」
と川にいた「コカクツツトビケラ」という
恐竜みたいな名前の
昆虫を見せてくれながら
教えてくれたりもしました。
生物多様性。
この世に存在するものは
無駄なものはひとつもないのだと
改めて思い知っています。
鶴見さんが最後の御挨拶で
鶴見さんの自然学校の
中学生の男の子の感想を読んでくれました。
「自然体験教室では
自然の知識はもちろんですが
他にも、思い遣り、感謝、友情…
のびのびやる楽しさ…などなど
たくさんのことを学びました。
それらは、これからも
僕という人間の根っこの部分で
あり続けたいなと思います。
本当に幸せな体験ができました。
森の木みたいにまっすぐに育って行きます!!
つるちゃん!ありがとうございました!!」
こんな純粋な心で受けとめてくれる子供たちに
今のままの自然を残してあげたいし
こんな自然の中での体験を
人生の根っこにしていって欲しいですね!!
初めての方も
お久しぶりの方もいましたが
ポカポカ春陽気&カエル祭りの中
ちょこっと言葉をかわすだけで
お互い自然に対しての深い思いが通じ合う
素敵なメンバーでした。
私も中3男子みたいに叫びたい!
森の木みたいに
まっすぐ育っていきます!
つるちゃん、そしてご一緒してくださった皆さん、
ありがとうございました!!
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