アンのお茶会倶楽部
イベント情報
【2019年10月21日】アンのお茶会 in 久万高原 森のハーバルライフプレイベント
【2019年7月24日】プリンスエドワード島旅行記をうかがう
【2019年6月11日】森のハーバルライフ、無事終了いたしました!
【2019年5月22日】出張アンのお茶会始めました
【2019年2月11日】アンのお茶会~立脇紘子バレエ研究所
【2018年11月6日】アンのお茶会~久万高原森のハーバルライフ、無事終了いたしました
【2018年11月4日】アンのお茶会 in 久万高原2018
【2018年6月1日】声のスキンシップ
【2017年11月4日】アンのお茶会 in 久万高原2017
【2017年8月28日】アンのお茶会@ブールノワゼット
【2017年5月24日】アンのお茶会・愛媛新聞に掲載していただきました
【2017年5月23日】アンのお茶会・おおず赤煉瓦館
【2017年3月5日・7日】ミニチュアストーリーガーデン講座【アンのお茶会】
【2016年11月27日】アンのお茶会 with Sheemore&Moreを振り返って
【2016年11月26日】アンのお茶会 with Sheemore&More in アローフィールド【残2席】
【2016年10月23・24日】アンのお茶会 in ベルローズ・2016秋【満員御礼】
【2016年5月28日】2016全国ハーブサミットin久万高原【アンのお茶会倶楽部出店】
幸せと希望の光が溢れる赤毛のアンのストーリーがお好きな方たちと、アンのお茶会を再現しながら、日常の幸せを一緒に味わう会です。
2016年5月28~29日の全国ハーブサミットにて、公にデビューいたしました。
アンのお茶会のはじまりについては、全てのコースでお話しさせていただきましたが、私達がなぜこのアンのお茶会を始め、続けていきたいか…というコンセプトが詰まっているため、こちらに記録としてまとめておきました。
アンのお茶会の始まり
アンのお茶会の始まりは、ベルローズでのハーブ教室(Natural Spaceタッジー工房・井上先生主催)「ストーリーガーデンづくり」でした。
3回シリーズの教室を7月から11月まで2か月おきに開催し、3回目には考案者の横浜の秦裕美先生をお招きし
受講者たちが構想を練ってきたガーデンを実際に創りあげる仕上げの講座でした。
40㎝×30㎝ほどの小さなスペースに
ハーブやビオラの苗数点以外に
自分のお気に入りの小物を置いていきます。
私たちは講座のあった半年近くの期間中
ストーリーガーデンを表現するために、
自分が本当に大切に思っている事や
未来にどんな希望を持ちたいのかなど
自分の人生にしっかりと向き合わざるを得ませんでした。
その最終講座では
10人全員が熟考の上、作り上げたストーリーガーデンを発表し
お互いの人生を味わい、たどり知り、
共に涙したり、感激したりと、深い共振の時間を過ごすことができ
又、これからの未来を描く喜びも分かち合い
素晴らしい体験をしました。
参加者皆が赤毛のアン世代だったこともあり、
ストーリーガーデンづくり第二回目の講座に
赤毛のアンにちなんだお茶会が生まれ、
それ以来、アンにちなんだ御菓子や食事を作れるメンバーが中心となり
小さなアンのお茶会を楽しんできました。
全国ハーブサミットへの参加
木々や湖、風にさえ名前をつけ、命を吹き込むことで、日常に幸せを創造していくことが上手いアンの生き方はストーリーガーデン作りのコンセプトと共通のものを感じます。
ガーデンに置くモノに命を吹き込み、歓びを見つけ、豊かさを味わいます。
今回久万高原での全国ハーブサミットへの参加の話をきっかけに、私たちが見つけた小さな幸せや豊かさ、そしてそれらを創りだす方法をお茶会を通じて、多くの方と分かち合いたい!!と大規模なお茶会に初めて挑戦させていただくことにしました。
お借りした会場は久万高原ふるさと村・研修棟の食堂でこれまでの手慣れた自分たちのカフェスペースとは違い雰囲気を整えるには様々な面で限りがあることから、かなりの話し合いを重ね、知恵を絞りました。
お越し頂く皆様方にアンの時代やストーリーを感じていただき懐かしんでいただいたり、新しいご縁で繋がっていただいたり、美味しい笑顔に包まれたり…
とにかく喜んでお帰りいただきたいと、会員のメンバーに聞いた意見をまとめながら、
久万高原を行き来し、研修室をお借りするふるさと村さんとも話し合いながら準備し、やっと当日までこぎ着けました。
お客様からご覧になったら古い研修室というスペースは物足りなかったかもしれません。
私が当日集まられたお客様にこの「アンのお茶会のはじまり」をどうしてもお話ししたかったのは、今回のお茶会のコンセプトがそのまま詰まっているからで、見た目や場所はどうであれ、
このお茶会を成功させるために私達が日々重ねてきた努力も、アンの生き方に通じるものがあり、それを知っていただきたかったからです。
日常の中から、そして今あるものの中から幸せを見つけることの大切さ…
日々の手仕事や時間をかけることから生まれる目に見えない豊かさ…
そんなものをより共振したかったからなのでした。
<アンの青春>より
~いつか、アンがマリラにこう言ったことがあった。
「けっきょく、一番、幸福な日というのは、
すばらしいことや、驚くようなこと、胸の沸き立つようなできごとがおこる日ではなくて、
真珠が一つずつ、そっと糸から滑り落ちるように、
単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のことだと思うわ」~
アンが大切にしてきたもの
私が、アンの大切にしてきたものはこんなことではないのかな…
と思ったことを、今回のお茶会の中で折を見て具体的にいくつかお話しさせていただいた中に「押し葉」の話があります。
アンのお茶会が始まった頃、母と私で、赤毛のアンシリーズの読み返しを始めました。
4巻目の「アンの愛情」が母から回ってきた時、紅葉した葉っぱの押し葉が挟まっているのを発見!
昔から母が、散歩で見つけた葉っぱや花を、どこにでもすぐに栞のように本に挟む事を知っている私は、そんな母がすぐそばにいるように感じ、嬉しくなったのです。
そして、その葉っぱが見つかった時の森の空気や、
母が自然から受け取った幸福感がありありと浮かび
深呼吸したくもなりました。
他の誰から見たら
単なる栞代わりの押し葉でしたが
私にとっては、光る宝物のように思えました。
これはストーリーガーデンでも同じことで
ガーデンに置かれている物は
他の人にとっては、何てことないものでしたが
当の本人にとってはイノチが吹き込まれた
幸せな気持ちになれる大切なものでした。
既に書きましたが
アンは、木々や湖にも名前をつけ
イノチを吹き込み
自分で幸せを創り上げるのが得意でした。
私達もこうして
日々の生活の中で五感を働かせ
周りのものにイノチを与え
喜びや幸せを創造できるのです。
ハーブサミットが開催された久万高原という場所
お茶会でお話しさせていただいた中には、今回中心になった久万高原がどのような場所なのかということもありました。
もちろん愛媛の中でも、アクセスの良い松山に近く、自然がたくさんある久万高原ですから、ハーブサミット会場として選ばれることは不思議ではありません。
でも、Natural Spaceタッジー工房・井上さんが
二人で話している時にふと口にされた
「私にとっての久万高原」によって
アンと同じような井上さんの思いがあってこそ
久万高原が選ばれたのだと感じ
そのことをお伝えさせていただきました。
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若いのに長く病気を患っていたご友人から
精神と肉体を癒しに沖縄にでも行ってこようかと思う…
と連絡を受けた井上さんは
「沖縄まで行かなくても、ここにいらっしゃい」と
愛媛・松山に呼び寄せ、共に久万高原へ向かう。
松山から久万高原は遠すぎず近すぎずの
1時間以内のドライブで着く場所。
ドライブのその時間は
井上さんがそのご友人のためだけに使う時間。
たっぷりお話を聴いて、ご友人のために心を尽くす時間。
そして、到着した久万高原の森では
自然からたっぷりのギフトをもらえる…
久万はいつでも身近にあり
温かく迎えてくれる、そんな優しい場所。
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今回のサミットの中心となって動かれている井上さんの
久万高原やお友達への思いを感じるこのお話は、まさしくアンが得意な「幸せは自分で創造する」に共通しています。
特別な場所に行かなくても、目に見えない豊かさを、自分で創りだすこと。
井上さんは、創りだしたものを上手く循環させられたのでしょう、
ご友人を心から安心させ、喜ばせることができたそうです。
今回のハーブサミットの大成功も
そんな井上さんがリーダーであったため
小さな豊かさが集結し、循環したからなのでしょう!
大成功、おめでとうございます!!
アローフィールドさんの「ピクニックコース」
さて、いよいよアンのお茶会当日のレポートです!
アローフィールドさんは、東温市の薪ストーブ屋さんです。(http://arrowfield.jpn.com/)
オーナーの矢野香純さんは、愛媛の森林を地産地消で、なんとか循環させていきたいと思ったことがきっかけで、OLからたった一人で薪ストーブ屋さんに転身したパワフルな女性!
パワフルとはいえ、赤毛のアンや大草原の小さなお家の世界が大好きな
夢見る少女の面もお持ちで、一旦そのことを語りだすと夢が一杯の会話に、
こちらの気持ちも温められます。
赤毛のアンの時代と同じ薪ストーブで作ったパンやお料理を、ランチとしてカフェコーナーで出されているのですが、
本物の火で作られたもののお味は格別で、きめ細かく、深い味わいのもので感激させられます。
今回の久万高原でのアンのお茶会では、重たいのに全ての食器をお店からお運びいただき、
何日も前からお店も閉め、徹夜で準備をすすめてくれました。
お一人づつに宛てた手書きのウェルカムカードに始まり
工夫されたテーブルセッティング。
何より素晴らしいおもてなしは矢野さんの笑顔!!
お客様の満足度は素晴らしく、
「お豆のスープ、牛すね肉の煮込みがとっても美味しく、薪ストーブで焼いたふわふわのパンにとても良くマッチしていました!」
「お料理、丸一日かけてコトコトと煮込んでいるのがとてもおいしかったです。雰囲気味共にすべて満足でした」
などの感想がたくさんありました。
今後も、アンのお茶会はアローフィールドさんでも開催する予定です。
(メニューはその度に変わります)
【今回の久万高原「ピクニックコース」のメニュー】
*いちご水
*アンの時代と同じ薪ストーブで焼いたパン
*アボンリーの田舎風牛すね肉の煮込み
*マリラのサラダ
*プリンスエドワードスタイルのショートケーキ
*モンゴメリ時代から続くBewley’s(ビューリーズ)の紅茶
その他の写真はこちら
ブールノワゼットさんの「グリーンゲイブルズコース」
西条市のブールノワゼットさんは、店舗を持ちませんが、
石川真紀さんという女性がこちらもお一人で御菓子の注文販売をされています。(https://beuure-n.amebaownd.com/)
アトリエはとっても素敵な夢見るお部屋。
テーブルセッティングには、うっとり時間を忘れます。
こちらのアトリエでも、アンのお茶会を何度かさせていただきました。
彼女は、いわゆるお砂糖やバターを使わないお菓子を含め、
さまざまなお菓子作りを経験されてきましたが、
どうせスイーツを食べるのであれば、美味しいものを!
と、今のような材料にこだわり、昔からのスイーツの夢が一杯詰まった
お菓子作りのスタイルに落ち着かれています。
月一度、京都にまでスイーツの勉強にも通われ、その味の確かさに、
主婦に重きを置いたセミプロとはいえ、地元にも県外にもファンが多くおられます。
又、彼女の辞書には「できません」という言葉はなく、
どんなリクエストにも「やらせていただきます」とクリアされる、
細い身体からは思いもかけない情熱をお持ちです。
今回も、アンのお茶会に向けて、
赤毛のアンのストーリーにちなんだスイーツにたくさん挑戦され、
選ばれたものたちを出していただきました。
そんな夢あるスイーツと、彼女がお姉さまと共に扱われる
「カメリアズティーハウスロンドン」の紅茶を、
ケーキの味に合わせて2種…という予定でしたが、
試飲としてピーチの緑茶も入れて3種もいただきました!
リンさんは、妹の真紀さんと同じく
感性に溢れ、直感をすぐに行動に移され
ご自身のしたい事を実現されている素敵な女性です。
今回大阪からわざわざいらしてくださったのですが
裏で紅茶の茶葉をダイナミックにお湯に躍らせ
カップに継ぎ分けるお姿は、格好良かったです!!
私は紅茶よりコーヒー党ですが、リンさんの紅茶のお話とお味に
紅茶の奥深い魅力へとどんどんひき込まれました。
何より香りが素晴らしいです!
お姉さまの松原リンさんのブログはこちら♪(http://ameblo.jp/fcr-rin/)
このコースには、おまけとしてベルローズのおみやげ付きだったのですが、
今回は、ショートケーキ型のアレンジメントをお持ち帰りいただきました。
みなさん、たくさんのスイーツと美味しい紅茶に夢見心地で、
アンがダイアナと過ごしたお茶会を想像しながら、おしゃべりが弾んでおられました。
お隣同士の初対面の方たちとも、すっかり打ち解けていい雰囲気でしたよ♪
今後も、アンのお茶会はブールノワゼットさんと共同で、
場所を変えながら開催する予定です。(メニューはその度に変わります)
【今回の久万高原「グリーンゲイブルスコース」のメニュー】
*いちご水
*ダイアナを虜にした・魅惑のチョコレートケーキ
*ハリソンも笑顔になった・ピンクの糖衣がけフルーツケーキ
*心も体も喜ぶビューティートリュフ
*ジム船長のお茶の友・アップルソースケーキ
*紅茶3種(アトリエブールノワゼットオリジナルティー・チョコレートミルクティー)
*1輪で宇宙を感じる波動バラのおみやげ
その他の写真はこちら
最後に
2016年5月28~29日のハーブサミット&フェスティバル期間中、
お茶会の予約に100名様、
雨にもかかわらず、予約以外の方を合わせて200名近くの方にお越しいただきました。
至らないことも多々あったかと思います。
いらしていただいたお客様皆様(遠くは関東、神戸からも!)、会の趣旨をご理解いただき、一緒に楽しんで下さったこと、本当にありがとうございました。
サミットまとめ役をしながら、アンのお茶会の顧問としても
忘れず私たちの会への気配りを最後までしてくださった井上泉さん、
アローフィールド矢野香純さんとスタッフの方たち、
ブールノワゼット石川真紀さんとお姉さまの松原リンさんはもちろん、
共催として沢山ご協力くださったアンズリフォームの中山百合子さん、
一緒に出店していただいたカルトナージュの高橋先生、雑貨担当の武田さん他
スタッフの方たち。
準備から本当にお疲れ様でした!
初めての場所、初めての状況に、気疲れも多々あったことでしょう!
アンのお茶会を盛り立て、助けていただき、ありがとうございました!
上浮穴高校の生徒の皆さん、若々しい笑顔で
素直に動いてくれて、とても助かりました!
ふるさと村の方たちにも、場所をお借りしただけではなく
たくさんのご協力をいただき、大変感謝しております!
ありがとうございました!
何よりボランティアでお手伝いくださった皆様には、もう心から感謝の気持ちで一杯です。
広告準備から後援依頼、事前の名簿作りから、会計のこと、現場でのまとめ役、
販売のお手伝い、駐車場の案内、トイレや履物への気遣いなど、
私だけでは絶対にできない立派なおもてなしができたと思っております!
わざわざバスでいらした方までおられ、
お一人お一人にハグして感謝の気持ちを伝えたいくらいだったのですが
当日、たいしたお礼もできず申し訳ありません。
でも、アンのお茶会にご賛同いただき、喜んでお手伝いいただいたこと
本当に嬉しくて、心から感謝しています!
ありがとうございました!
これからも勝手にこちらから「腹心の友」としてお慕いしますので、
末永くよろしくお願い致します!
(special thanks: 汐入和美さん、菊池真理さん、坂本典子さん、伊藤理愛さん、藤田まりかさん、照屋薫さん、上田睦子さん、越智直子さん、室井和彦さん、みねざきえりこさん、定岡千佳さん、定岡美桜さん、菅聖子さん、白石優子さん、村上朋子さん、渡部早苗さん、山吹希さん、山吹恵さん、松浦真希子さん、室井和彦さん)
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これからも続けていきたいと思っております。
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