源氏物語　梅枝編、鈴虫編にも
登場するお香づくりという
なんとも言えない歴史ロマンを感じる
貴重な講座に
「しあわせ茶箱」メンバーも
参加させていただきました。
プレゼンターは　　　　　　　　　　　
ひがしこうち香酸柑橘類研究会
薬膳・和食文化研究家
百田美知さん。
ご用意いただいた何種類もの香料を
クンクンこねこねネリネリと
五感をたっぷり使いながら
みんなで賑やかな
楽しい時間でした。
講座後
聞かせていただくお話が
ひとつひとつに
人文学への造詣の深さや
民俗学への好奇心が溢れでておられ
こちらもワクワクさせられます。
愛媛に残る食文化や行事…
「亥の子さん」などにも
興味津々で
「愛媛は凄いなあ。」と
伝承されていることに
ひとしきり関心してくださり
そこから方言やしめ縄のこと、
また平安時代に戻ったり
話題は広がり
これまでぼんやりしていた地元のことが
煌めいて見えてきました。
人や植物、地域の文化が
時代に合わせた形で構わないので
できるだけ伝承できるように
私たちも工夫していきたいと
熱く語られておられました。
主催のJHS愛媛支部長・井上泉さんが
最後のごあいさつで
「ヒト」の進化戦略としての
食や香についてのお話を
してくださいましたが
ただ単に
「お香づくり、楽しかった！」
で終わるのではなく
何を大切にするか
何を選んで生きるか
生活の中に
目標が見えてくる講座を
今回も用意してくださったことを
感じました。
百田さん
川島さん、嵩本さん
井上さん
JHS、しあわせ茶箱他、
ご一緒させていただいた皆さん
ありがとうございました！