「海と空の約束プロジェクト」in 長浜高校~森のこころ音の活動
自然環境を守ったり
子供たちが健康で元気に暮らせる
未来を築いていくために
一人では何もできないし
私一人が動いたところで
何の役にも立たないかな…
と、森のこころ音の活動に
かかわらせてもらうまで
思っていました。
でも、今日もこの活動で
「海と空の約束プロジェクト」をされている
西谷さんを明石から
長浜高校水族館にお招きし
満杯の講演会場で
壇上に立つ西谷さんを前に
「この人からきっと
何かを教えてもらえる!」
という会場内の溢れる期待感を感じたとき
何かを伝えることだけで
この世の中が変わっていく瞬間を
体感しているような
そんな感情が突き上げてきて
涙が出てきました。
海と空の友情にはじまり
たくさんのいきものたちが
力を合わせることで
汚れた海の水を
きれいにしていく…
西谷さんがつくられた
物語の世界を
奥様の読み聞かせで
始まった中
引き込まれてみている
子供たちの表情のうしろには
自分の子供たちが
何をキャッチするのか
あるいは
伝えたいと思っていることを
西谷さんから
ちゃんとキャッチできているのか
見守っている親御さんたちの
お心模様もヒシヒシと感じられました。
そしてこどもたちが
自分たちができることとして
「ゴミをちゃんと捨てる」とか
「おもちゃを買わないで手作りする」とか
自分の考えを
自ら発表した場面では
若い親御さんたちの
ホッとしたような
誇らしいような表情に
これからの
各ご家庭での会話や取り組みが
どんな風になっていくのかと
ワクワクしました。
森のこころ音の井上代表は
「わたしたちの活動は
専門的な環境運動の一歩手前で
みんなと共に気付き
共に取り組んでいけることを
見つけていくようにしたい」
と常におっしゃっていますが
西谷さんの
暮らしとの繋がりを考え学ぶ活動と
とても似ています。
今回は「伝える」という意味で
こどもたちを通して
目に見える形で
活動の意義を感じさせていただきました。
長高水族館の
生徒の皆さんの
豪雨災害を乗り越え
水族館のいきものたちへの
更なる愛情も
生声で聴かせていただいたり
見守る顧問や
学校の先生方の熱意も感じ
色んな世代の
心の美しさに触れ
自分の中の
やはり汚れていない心の部分と
もっともっと
共振させていきたいと
思わされました。
自然を感じ
自然を語り合うことで
人間らしい
人間関係を
深く感じた一日でした。
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