普段マニアックな読書が多く
誰にでもおススメできるという本は
なかなかないのですが
こちらは面白かったですよー♪
昨夜も東京に住む息子から
二ヶ月ぶりくらいに電話があり
安否確認のあと(笑)
薦めました。
オリラジのあっちゃんも
YouTubeで何度も取り上げ
はまっていて
わかるー！と共感。
アートにしかできないものは何か…を
追及してきた人の歴史を
質問形式で考えながら体感できて
実際にドキドキしながらページをめくり
ひとつの講義を
リアルに受講した感覚。
長い歴史の中では
利休のお茶碗さえ
現代アートに繋がる
ひとつの思考
としてとらえられる面白さ。
この著書で語られているのは
美への追及が中心ですが
結局は人間がどのように思考して
自分なりの答えを探して
次の段階へ進んできたか。
～いかに「常識」や「正解」にとらわれず
自分の内側にある興味をもとに
自分のものの見方で世界をとらえ
自分なりの探求をし続けること～
これこそがアート思考であり
これからの社会
ビジネスにおいても
すべてのシーンで
必要な考え方だと著者は言います。
「正解」なんて存在しない。
そんなこの世界で
どれだけ多くの共感を得て
人と手を取り合って
ものごとを成し遂げていくか。
そんな価値観を
改めて得られて
肩の力がふっと抜ける
そんな本でした。
写真は
３年前に根をしっかり鉢から下に
下ろしてから巨大化し
毎年夏に咲かせ続けている
モンステラの花。
今年も最後の花になりました。