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悼むとは思い出すこと春の雪

悼むとは思い出すこと春の雪

「悼むとは思い出すこと春の雪」

本日は浄明寺さんで
毎年恒例新春初笑い公演の
お抹茶のご接待の
お手伝いの日だった。

パワフルで有名!
いつも仲良くしてくださる
女性のご住職・富樫さんが
公演の最後のご挨拶に
こんなお話をされた。

(かいつまんで書くと…)

「私は大らかな性格である。
それは今は亡き父親が
そのように育ててくれたからだ。

父は、ここら辺り全てが自分の庭だと言っていて
石鎚山も我が庭だからといって、革靴で登ったり

私が洋服が欲しいと言うと
三越に預かってもらってるやろ!すぐに取ってこい!
というような人だった。

少しでも押さえつけられるようなことがあると
自分が自分ではない生き方に
窮屈さを感じてしまうことを知っているから

より自由に生きることを選んでいる私は
父にこんな風に育てられたおかげだと思っている。

今日は懐かしい人たちが
出演者として来ている。
その人たちと、自分の父親の話ができて幸せである。

人は二度死ぬと言われている。

一度目は肉体が亡くなったとき。

そして二度目は
その人のことを誰も語らなくなったとき。

亡くなった人の思い出話をすることが
一番の供養になるのだ。」

「悼むとは思い出すこと春の雪」

と最後は俳句で〆られた。

だれも言葉こそ
口にしなかったが
会場の皆が
心の中に生きている誰かを思い、涙ぐみ

それぞれの立場で
言葉の余韻を味わっているのを感じた。

決して重たくはなく
静かで温かい
心地よい時間だった。

一年を振り返ったり
新年の展望を考えたり
そんな区切りもなく

常と同じに
バラの御世話をしながら
ぼやぼやしていたら
いつの間にか
始まっていた2016年。

3日の初稽古に続き
茶道を通して
またこのような共振を味わえ
年の始めの目覚めとなった。

本年もベルローズのバラたち共々
どうぞよろしくお願い致します!

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