日々の変化が凄まじい今日だからこそ
癒しや希望の光の元になる芸術の大切さを
実感されている方は多いのではないでしょうか。
ずっと延期になっていた
立脇紘子バレエ研究所の６０周年記念発表会が
やっと昨日開催されました。
６０周年ということで特別な思いをもって
計画し取り組んで来られた
先生方や生徒さんたち。
衣装のデザインにこだわり
すべて手作りし
舞台の成功に向け
バレエ研究所のメンバーの一人一人に
気配りをなさっていた
紘子先生。
日々のレッスンや
ゲストの方々との綿密な打ち合わせなど
コロナの件で条件が左右される中
すべてに神経を張り巡らして
頑張っていた自由美先生も。
これまでの積み重ねの
やっとという思いが
充分に発揮され伝わった
万感の舞台でした。
待ちかねていたご家族や私たちも
舞台との気持ちが
拍手や陶酔のため息でひとつになり
その場がよりよいものに仕上がっていき
高揚感も高まり
公演中は何度も
人間の体の可能性や
舞台芸術の美しさに
陶酔しました。
生徒たちに
本物の舞台を経験させたい
という先生方の一心で
２年に一度
このような舞台を計画されますが
いつも根底にある
教育への並々ならない思いの強さに
素晴らしいものを感じています。
こうして経験から学んだ
身体的そして精神的教養は
子供たちがこれから
必ず役に立つものだと思います。
又このことを
６０年も続けて来られた
紘子先生のしなやかな強さにも
心から感服しております。
メインの「眠れる森の美女」は
薔薇がテーマの一つに隠されています。
紘子先生の大切に育てた
研究所の素晴らしいガーデンに咲いた薔薇が
パンフレットの表紙の写真に使われていました。
先日投稿した
「虹」の写真を送ってきた
ポーランド在住の友人が
また不思議な事に
何も言っていないのに
公演の前日に
薔薇ガーデンの動画を送ってくれました。
ベルローズの薔薇たちも
会場に飾らせていただき
今回も薔薇のご縁が
本当に幸せでした。
６０周年おめでとうございます！
そして素晴らしい公演を
ありがとうございました！