会の当日は夏至。
泉さんのお誕生日でした。
　　　　　　　　　　　　　　
参加者のみんなから
サプライズで
年の数ほどの花束をと
まかされていました。
　　　　　　　
泉さんが一番好きな品種
「バルセロナ」だけで
なんとか作りたいと思っていましたが
　　　　　　　　　　
バルセロナは
採花の時期が終わりかけていました。
　　　　　　　　　　　　　
1週間前からずっと
「〇〇本、採れてね。
みんな泉さんのところへ行きたいよね？」
と彼女たちに話しかけていたところ
　　　　　　　　　　　　　　　　　
会の前日は
雨雲のお陰で湿度がこもり
　　　　　　　　　　　　　　
ほぼ欲しかった本数のバルセロナが
開花してくれていて
静かに祝福してくれているようでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
私と泉さんとの出会いは
自然が繋げてくれました。
　　　　　　　　　　　　　
ちゃんと名前を知りあう数年前に
私は星野道子さんの講演会へ
出席したことがありました。
　　　　　　　　　　　　　
そして
レイチェルカーソンの
センスオブワンダーを
このように優しく伝える会があることに驚き
　　　　　　　　　　
お手伝いをしたいと
心から思ったのですが
会員募集はなく
連絡先は閉じられていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
泉さんがその会の主宰をされていたというのは
薔薇とハーブのご縁で
知り合いになれた後のことでした。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
自然の営みの前には
「人間」を客観的に眺める視点を
持たずにはいられません。
　　　　　　　　　　　　　　　
泉さんや泉さんの周りには
その視点を
本能的に持っておられ
　　　　　　　　　　　　　
自然の人間社会との
バランス感覚が
似通った人たちが
集まっているのだと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　
みなさんからのお祝いの言葉は
謙虚さと愛に溢れた
まるで森林の中で
みんなで寛いでいるような
そんな安心感がありました。
おかげさまで
サプライズも大成功！
　　　　　　　　　　　
朝の雨にもかかわらず
ほんわか姿を現して
幸せな夜の始まりを
誘ってくれた夕日にも
ありがとうと
感謝の気持ちに溢れました。