今年に入ってから
和裁に挑戦中です。
　　　　　　　　　　　　　　　　
チクチク針仕事は昔から好きでしたが
仕事に差しさわりがあるので
いつのまにか
時間がかかることや
肩がこることからは
遠ざかっていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
実家で見つかった
古い浴衣の生地を
「どなたか浴衣に仕立てていただける方を
ご存じないですか？」と
茶道の師匠に尋ねたところ
　　　　　　　　　　
「あら！
浴衣ならすぐにできあがるから
自分で縫ってみたら？」と
塩崎先生にご紹介いただきました。
　　　　　　　　　　　　　　
塩崎先生は御年100歳！
耳も目も記憶力も
しっかり現役で
今も和裁の他にも
茶道、華道、書道を
教えておられます。
　　　　　　　　　　　
先生とのおしゃべりは
これまで長く生きてこられた時代の
活気ある人たちが登場し
　　　　　　　　　　　　　　
新鮮で新しい価値観が
増えていく
貴重な時間。
　　　　　　　　　　　　
素敵な女性として
人として
このような人生を送りたいと
みんなの目標です。
　　　　　　　　　　　　　　
和裁独特の
専門用語にウロウロあたふたしつつ
　　　　　　　　
ほとんど先生が
待ち針をうってくれた場所を
まっすぐ縫うだけ…
　　　　　　　　　　　　
でしたが初作品の浴衣、
やっと出来上がりました！！
　　　　　　　　　　　　　　
触れる度に
みんなとの
あたたかなひとときや
作っている最中に考えた
色んなことがよみがえるのを感じ
　　　　　　　　　　　　　　
これまで色んな理由で
後回しにしてきた
手づくりにかける時間が
無駄ではない
「豊か」なもののひとつだと
　　　　　　　　　　　
今このタイミングで
改めて教えてくれた御縁に
感謝の気持ちで溢れました。