クリスマス茶会にて
先だっての口切茶事で
ご縁のあった悦子さんより
クリスマス茶会へ
ご招待いただきました。
悦子さんのプライベートサロンは
海の近くのとても見晴らしの良い場所です。
冬らしい雲と波を眺めながら
悦子さん手作りの点心をいただきました。
切り株に見立てたごぼう巻き、
クリスマスカラーをふんだんに使った
ゼリー寄せやちらし寿司!
初めてお会いした方ばかりでしたが
ひとつひとつのお料理に
歓声をあげながら
一緒にいただくことで
次第に打ち解けていきます。
悦子さんのお話もゆっくり聴くことができました。
悦子さんは
海を眺めながら暮らしたい!という夢を
このサロンで実現されたそうです。
海に関するありとあらゆるスポーツは体験して
今はヨットで種子島や屋久島など
色んな場所を訪ねて楽しんでおられるとのこと。
ただ、何年も続いたご病気から
やっと抜け出し
ここまでこられたのだと聞き
今、悦子さんが
命の限り
精一杯輝いておられる理由や
生きる上で何を大切にされているかを
垣間見たような気がしました。
心を揺らし
辛い思いをされていた時期には
色んな表情を持つ海と
何度も何度も会話をし
共に生きてこられたのだろうな~とも
想像しました。
点心が終わった後は
場所を変え
1階のお茶室へ。
お茶を楽しむためだけに
考えてつくられている
その空間で
悦子さんの強さと優しさが
混じりあった室礼やお道具で迎えていただき
波と風の音を聞きながら
改めてお茶の世界が
ご亭主の人生を語っていることに
静かに感動していました。
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