【何が自分を創っているのか】

アンのお茶会で参加させていただいた
５月の全国ハーブサミットは
単なる一過性のイベントではなかった。

開催された久万高原という土地には
あのサミットをきっかけに
自分たちの地域を
誇りに思う若者たちが育っている。

昨日は、久万高原特産の落葉樹「クロモジ」の
アロマオイルとアロマウォーター作りを体験できる
上浮穴高校主催のイベントだった。

高校生たちは皆の前で
「ボクたちは、将来この土地に戻ってきて
農業を継ぎたい」と力強く語った。

「自分とは何か」と
自分探しで時間を費やす大人も若者も多い昨今で

「何が自分を創っているのか」と
祖先や風土を見つめ
いかに他者と繋がることで
自分がいかされているかということに気付き
感謝をしている若者が
こんなに育っているのかということに
感激して涙が出た。

ハーブサミットを
確実に意義あるものにしている
井上 泉さんのそばで
このように育まれていく過程を
見せていただけることも幸せだ。

４キロのクロモジから
僅か１０ｍｌ程度のアロマオイルを
大切に大切に
そして誇らしく
試験管に注ぐ彼らの眼差しは忘れない。

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彼らの活躍とこの活動の様子は
テレビ愛媛・ふるさと絶賛バラエティー「いーよ」
９月２４日（土曜日）１２時～にて放映予定です。