宗薇とあそぶ「しあわせ茶箱」

イベント情報

しあわせ茶箱の会

「茶箱」で一緒にあそびませんか？

茶箱とは、抹茶を点てるためのお道具箱。
実は、たったこれだけの道具があれば良いのです。

①茶箱
②茶碗
③茶器（抹茶を入れる器）
④茶杓（抹茶を掬う匙）
⑤茶筅（抹茶を点てるときの道具）
⑥茶巾（茶碗を拭き清めるための麻布）

特別に買わなくてはいけないものは、⑤の茶筅（ちゃせん）だけでしょうか。
その他、こぼし（建水）、お菓子などは状況と必要に応じてになります。

この茶箱。
お茶室ではなくても
畳じゃなくても
お点前ができなくても
好きなときに
好きな場所で
お茶会が開けてしまう
とっても自由なものなのです。

わたしが茶箱時間をみなさんと共有したいと思ったのは
自分らしい茶箱を作りたいな
と思ったことが始まりです。

茶道を学んでいるうちに
我が家にはいつのまにか３つの茶箱が集まってきていました。

祖母、母、母の友人…この３人が大切にしていたものを
引き継いだものです。

これらの道具をゆっくり紐解いて眺めているうちに
３人がそれぞれで大切にしてきたものが
垣間見られたような気がしたのです。

そして、自分の茶箱が欲しくなりました。
高価なもので揃えなくてもいい。
自分が使ってきた大切な道具を集めて
人生の縮図みたいなものが
この小さな茶箱に詰めることができたら
どんなに嬉しいでしょう。

そして中身をあれこれ考えているうちに
棚の中に眠っている食器や道具たちに
何か役割を与えてあげられそうな気がしてきました。

お茶碗は、長屋敷窯さんで作陶した
思い出の薔薇柄のもの。

お茶をすくうための茶杓には
子供たちのお食い初めの時のスプーンにしようかな。

お嫁入りの時にいただいた洋食器を
お菓子入れに使えないかな、とか

こうして道具組に入れられそうなものが
再びキラキラ輝いてきたように思えたその時
誰かと共有したいと思ったのです。

道具として選んだ
思い出の品のことや
こだわって手に入れたそれまでの経緯を
みんなでお茶を飲みながら分かち合えたら
どんなに楽しいでしょう。

そして、まだ持って無い道具は
一緒に陶芸をしたり、お揃いのものを買ったりして
シーンに合わせた茶箱を作っていくことだってできます。

茶箱を中心に
物語ができていくことを想像すると
ワクワクしてきます。

また、茶箱は道具を組む面白さに加え
ご家族のため、一緒にお散歩した友人のため、
入院している知人のため…等、
茶箱を使ってどこででもお茶を点てることで
かけがえのない時間を誰かと分かち合える喜びにも繋がります。

気軽にも使える一方
茶の湯の世界での
合理的な道具の使い方も分かち合うことで
日本の伝統文化「茶道」への入り口も味わえます。

勿論、毎回「お茶と花」はワンセット。
ベルローズらしく、薔薇とのコラボレーションも
ベルローズが大切にしている
暦を味わう時間もあると良いなあと思っています。
　　　　　
こんな私（「宗薇」は茶名です。）と一緒に
ゆる茶道を楽しみたいと思ってくださる方は是非ご連絡ください。

＊茶道のお稽古をする会ではありません。
お抹茶を点てて飲むこと初心者の方から大歓迎ですし、流派も問いません。
＊お茶の種類は色々ありますが、一応「抹茶」を点てることを主にしたいと思っています。
＊活動としては、季節の移り変わりを感じながら、３か月に一度くらいを目安に考えています。
＊茶箱の中身を揃えていく過程で、一緒にお茶碗を作る機会や、朝茶を楽しんだりすることを企画していきたいと思っています。
＊会費は、内容によって毎回決めていければと思っていますが、集まりやすい金額で、と考えています。