熱田神宮参拝
1月25日旧暦元旦
西条市小松・三嶋神社の氏子さんたちと共に
熱田神宮での
正式参拝に参加させていただきました。
昨年は伊勢へのお参りでしたが
冬のこの時期に
フェリー二泊の日帰りツアーだからこそ
ハウスを留守にするのが
可能です。
大阪南港からの高速では
雲が描く絵画がダイナミックで
ウキウキする旅の始まりでした。
熱田神宮は
当時の父の仕事の都合で
名古屋在住だった
3歳のころ初詣に行ったことを
鮮明に覚えています。
生まれて初めての
ものすごい人の数に
つぶされそうな恐怖心もあったのですが
賽銭箱までたどり着けない
後ろの人たちが投げた賽銭が
地面にも沢山落ちてきて
私のフードにも
ザクザク入ってきて
幼心に
お金というものが
空から降ってくる光景に
心底驚いたのです。
あのフードのお金は
どうなったんだろう。笑
あの頃の
若かった両親と
両手をしっかり繋いでいた
幼い私の思い出がある場所に
再訪できることも
楽しみのひとつでした。
今回の旅には
100歳のお母様の看取りを終え
喪が明けたばかりの日野さんが
ご参加されていて
お母様が着ておられた服を
身に付けて
「母と一緒なんです」と
おっしゃっていました。
それぞれの世代が
十人十色の思いを胸に
参加しているのだと思うと
熱田の禰宜さんや
引率の氏子会会長のご挨拶で
「今年も皆さんにとって
素晴らしい一年になりますように」
と仰った言葉が
わたしたち皆に降り注ぎ
行き渡っていくように感じ
本当に嬉しく有難く思えました。
もちろん本宮での正式参拝は
伊勢と同様
素晴らしいご神気に包まれた場所で行われ
浄められ
大切に奉られている
神さまの存在を感じましたし
その少しでもお近くに行けたことに
幸せ一杯でした。
お参り後
美味しいひつまぶしをいただきながら
語らずとも
皆も幸福感で一杯なのがわかりました。
誰とあるいは何と繋がるか
いつもとても大事だと思っていますが
主催の三嶋神社さんの
細かい気配りのお陰もあり
もちろん誰も愚痴も文句も言いませんし
静かに旅を楽しんでいる
魅力ある温かな人たちばかりで
一人での参拝では味わえない
素晴らしい旅でした。
日曜日の朝解散後
急いでハウスへ出勤。
熱田では良いお天気でしたが
愛媛は曇りがちだったようで
薔薇たちも
大人しく留守番してくれていて
最後まで感謝で一杯でした。
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