アンのお茶会~立脇紘子バレエ研究所
わたしたち
アンのお茶会倶楽部は
赤毛のアンの世界を再現することが
目的ではありません。
目の前にある幸せを
大切にし見逃さない
そんなアンの生き方に
共感する方たちの集まりです。
以下、少し長文ですので
ご興味のある方だけに
報告させていただきますね。
立脇紘子先生は
今日まで56年間バレエ研究所で
衣装をすべて手作りされ
本物を追求し
食も生活空間も子育ても
ご自身の手で
完璧にこなし
身をもって
子供たちを
教育してこられました。
先生の生き方を
愛してやまない私たちスタッフが
アンのお茶会の仲間と
共感したいと思った企画が
やっと実現し
いつものブールノワゼットさんのスイーツたちに
紘子先生手作りのキッシュやスコーンなども加わり
先生のコレクションされた
アンティークの食器で
いただくことができました。
今回は自由美先生の
バレエに関してのレクチャーもあり
盛りだくさん。
レクチャーでは
バレエがスポーツとは違う
「総合芸術」であり
人間教育の
素晴らしいツールとしてとらえ
研究所では
決してバレエの技術を教えるのではなく
子供たちの人生を
豊かにすることを
一番に考えている…
という
紘子先生から受け継がれ
ご自身の人生の役割として
真摯に向き合い
楽しんでバレエを教えておられる
自由美先生の姿勢にも
みなさん
感激されておられました。
おひとりづつ
自己紹介を交え
感想を言いながらの
いつもの時間では
紘子先生の生き方への
尊敬と憧れと共に
賞賛の声で満ち
紘子先生ご自身も
泣いたり
笑ったり…。
その中のおひとり
会員のYさんは
紘子先生とアンのお茶会でお会いするたびに
良い刺激をいただいて…と
ストーリーテリングで
お話を聴かせることの大切な意義を知り
私も周りの方たちにやってみました、とか
昨年のお茶会では
紘子先生のように…と
ご自身の洋服に合わせて
レースの付け襟を編んでこられ
みなさんに披露されたりする
素敵な方です。
2月6日に
お母様をなくされ
傷心の中
迷いながらも
出席を決意されたのですが
まるでお母様から
プレゼントされたような時間だったと
その状況やお気持ちを
最後にしっかりと述べられ
このお茶会の意義や
Yさんの心に届いているものが
わたしたちの心を打ちました。
バレエの世界は
ちっとも縁遠いものではなく
たゆまぬ努力と
かける時間
何よりも生き方が
表現されている
人間としての美の抽象形だと
とらえることができると
素直にYさんのように
日常で実践したり
質の高い生き方をしたいと思った時に
紘子先生や自由美先生のお考えを
思い出すことは
とても力になることも
わかりました。
豪華な食器を使い
豪華な食べ物を食べて
豊かな気持ちになるのは
当たり前と思われる方も
おられるかもしれませんが
そこには
本物を追求しつづけ
本当の「美」というものは何かを伝える真意が
隠れており
決して
お金を払って手に入れるだけでは
表現できないものがあります。
また、手を入れたお庭のハーブをお菓子にあしらい
野の花をテーブル一杯に飾って下さる
紘子先生の命への慈愛は
赤毛のアンの心と同じなのです。
現在会員40名のアンのお茶会。
立脇紘子先生も含め
素晴らしいお仲間ばかりです。
★
素敵な食器や
場ばかりか
たくさんの食べ物もご提供くださり
ご自身の思いを
午前も午後も体力の限り
伝えてくださった紘子先生、
以前から準備に時間をかけ
何も知らない私たちに
バレエやバレエ教育の魅力を
わかりやすく教えてくださった
自由美先生、
いつもそのタイミングにぴったりの
スイーツを考えてくださり
そこに愛を込めてくれる
ブールノワゼットの真紀さん、
あたたかくサポートしてくださりながら
ご自身も生き方の姿勢を示し
先頭に立ち
私たちを牽引してくださっている
頼もしい顧問・泉さん、
早朝からお手伝いに駆けつけてくださったり
会がうまく運ぶように
絶え間なく細かい気配りをしてくださった
汐入さん、鳥生さん、照屋さん、
目を輝かせて参加してくださり
喜びを思い切り表現、
そして共振をさらに広げてくださった
参加者のみなさん、
本当にありがとうございました!!
たくさんの目に見えないギフトを
みなさんからいただき
今も興奮冷めやらぬ朝です。
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