幽鳥真如を弄す
今日のお軸
「幽鳥真如を弄す」(ゆうちょう しんにょを ろうす)
古松談般若(こしょう はんにゃを だんず)と対句で
直訳は
「古い松が般若を語り
山奥に住む鳥が真理を表す」
…颯々たる松風の音も
花にさえずる鳥の声も
みな宇宙の万物を貫いている…
つまり自然の中にこそ
真実があり
生きる意味や
自然や万物の存在の意味を
見出すことができる。
★
茶道のお稽古中
師匠の提案で
三嶋神社の春祭りへ。
もちまきに参加し
着物なのに
皆た~んと収穫。
もちまきで解放されたのか
清々しい神社の空気でなのか
心が開かれ
帰り道に
見ず知らずなのに
みんながみんな
自然に交し合う挨拶や笑顔は
「真如を弄す」ものだと感じる。
春風のような
人との触れ合いは
何が真実か…
なんてどうでもいいほど軽やかで
生き心地よくしてくれた。
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