オーロラの夕べ
古佐小さん、松本さんに
いつもお世話になっている
森のこころ音メンバーで
行ってきました。
古佐小さんのアメリカでの農場生活では
命をいただくということ、
松本さんのアラスカのお話しでは
10割りのうちシャッターを切るのは
一割であるご苦労なこと、
その後にご褒美でいただける
自然の美しい営みのことなど
どちらも大自然の懐の深さを
古佐小さんのハープの音色に乗せ
スライドを観ている人みんなが
自分の人生の物語を重ねていました。
「空間の広がり…
アラスカを旅していると、いつもそのことを感じる。
こんな風景の中で風に吹かれていると、
人の一生には、自然という
もうひとつの現実があるということを
改めて教えてくれる。
広がりにうちのめされ
自分の一生の短さを知り
なぜか分けのわからぬ元気が湧いてくる。
それは、とにかくやってみようという
説明のつかない力のようなものだ。」
(星野道夫「大いなる旅路」より)
わたしたちがこうしている間にも
アラスカでは誰が見ていようが見ていまいが
美しい虹がかかり
命が生まれ、葬られていきます。
どれだけ生きようが
こんなに未知の世界の方が多いということは
謙虚に生きなくてはいけないと改めて思うのです。
そんな風に仲間と気持ちをシェアしながら
かけがえのない
たった一度の人生に
気持ち新たな出発をした…
そんな心地の一日でした。
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