自遊な人々
舞さんがこの度、茶名「宗宙」を
拝受されたタイミングでの朝茶事に
お招きいただきました。
「今ここ」の在り方は
目の前のことだけではない。
全ての自然の中に繋がり
存在していることに感謝すること。
あなたは私
私はあなた。
彼女が世界を旅して
禅の修行をしたり
美味しいものを食べたり
コスタリカでの体験だったり
を通して
五感を介して感じた
そんなことを
「ふわふわーっと」とか
「ずっどーんと」とか
体感そのものの形容詞をいっぱい使って
紡ぎ表し
伝わる伝わる。
用意してくれたお料理や器も
すべてがこれまでの積み重ねであり
彼女流の表現。
有難いなあ。
嬉しいなあ。
楽しいなあ。
とお茶を飲んで
気持ちが一つになり
緩めば緩むほど
戦争なんて出来ないということを伝えたいと
今回の本席に主として飾られた言葉は
「have tea not war」
やっぱりお茶って素晴らしいねーと
温まった席の居心地の良さ。
そう!忘れてはいけないのが
到着後すぐに一人づつ入った
特別に設えられた五右衛門風呂!
あのスイッチがあったから
格別に解放感に向かい
緩むことができたのです。
そして茶道はやっぱり「道」なのです。
目には見えない1本の
キリリと締まった同じ道筋を
この手で
この心で触れ
合わさることのできた時間でした。
最後に
舞さんから
茶杓の銘を付けて欲しいと
身に余る光栄なご依頼。
心に羽根が生えた状態で
ふと浮かんできた言の葉
「Freedom」。
「自遊」という言葉に置き換え
命銘させていただきました。
本当にありがとうございました。
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