五感を呼び覚ます料理教室
アサクラオイル代表・朝倉玲子さんによる
オリーブオイルの使い方講習を1年ぶりに
にんじんの会の仲間と一緒に受けました。
今年で3回目の受講です。
自然栽培の本物のオイルや
古代小麦パスタなどを
ただ扱っているだけではなく
現場で生産者を開拓し
共に汗を流し
食の大切さと共に
日本に伝え続けておられます。
「トマトの皮がなぜ固いのか?
そこですよね!」
イタリア料理では
瓶詰トマトはダシの一部。
旨味を出すため
つぶして使います。
そのトマトが
何故今年は皮が固いのか。
産地のイタリアも
今年は天候不順で高温が続き
5月定植、9月収穫の露地栽培で
受粉できず、実をつけ辛かったトマトたち。
水も少なく、皮が固くなってしまったのです。
しかも収穫量が少ないため
1.5倍の価格。
「でも、わたしたち消費者は
それに文句言えませんよね!
だって、自然がもたらしたことだもの!
皮が固かったら出せばいい。
すべて理解して食べる。」
それが「生産者と繋がること」だと
おっしゃいます。
また、
「油がだめ、グルテンフリーなど
頭で決めつけない。
美味しいと感じることは
心の喜びと充実感をもたらします。
『恐怖』や『心配』はしない!
身体の声を聴いてください」
「レシピにとらわれない。
材料の本質や
火を通すことの意味など
一つ一つを腑に落とした上で
どううまみの頂点を引き出すかで
『自分料理』=『家庭料理』
ができていくのです」など。
毎回、何かの思い込みやとらわれから解放され
地球号の一員として
どのように生き
世の中の動きを
どう受け止めていくか…
それも深刻ではなくて
「いいの、いいの、
とらわれなくて」
と笑顔の朝倉さんに励まされ
自分の感性で
自分らしく生きていけばいいと
肩の力が抜けます。
今日は四国中央市での講座だそう。
「台風の目の中にわざわざ来ることも
浄化になるかもねー」とのことでした。
今回もありがとうございました!
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