地元を深堀り!~丹原町古田地区編
西条自然学校・山本貴仁さんから
地質学を中心に地元の事を学びました。
最初の座学では
地図の等高線をもとに
「谷」と「尾根」を探し
色えんぴつで線をつけていきます。
地図記号や等高線なんて
小学生の時以来で
「地図をよむ」実感は
冒険に出かける前のような
気分でしたが
人と自然との関わりの歴史まで
更にほどかれていき
ワクワクが止まりません。
私たちの町の地質である花崗岩は
風化しやすくて
流されやすいので
沢山の土が扇状地を作ったそうです。
扇状地の麓は
地下から泉が湧き出るので
暮らしやすく
民家が集まります。
実地として歩いてみると
坂道から平になったところに
民家が並んでいました。
しかもちゃんと土石流が流れてくる場所は
避けられているのですね。
昔の人たちは
地名に「龍」や「蛇」をつけたりして
私たちに危険な場所を伝えてくれたそうです。
ちゃんとキャッチして
伝えていける大人にならなくちゃ。
これまでの風景が
全く違ったものに見えてきます。
石鎚の山々が
屏風状に美しく並ぶ様は
紀伊半島の熊野の山々と
日本では2か所しかない
隆起した様子がよくわかる場所だそうです。
また、丹原には
四国では2か所しかない
谷中分水界というものも
存在するのだそうです。
何もない小さな町なんて
ないんです。
どこだってロマンがいっぱい!
知ることって大切!
知ることって楽しい!
次回は12月18日です。
目からウロコ
どなたでも楽しめる講座内容です。
地元民優先ですが
募集要項は改めてお知らせいたします。
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